なつかしの豆腐屋さん

 今しがた、店の前を懐かしいラッパの音が響いていましたので、見てみると、豆腐売りのお兄ちゃんが歩いていました。引いているカートには「野口屋」の文字が。
 おぉ!あれが有名な「野口屋」さんの豆腐売りか。話には聞いていましたが、まさか池袋の駅前で遭遇するとは。私ががきのころは、あのラッパの音が、町のあちこちで鳴り響いていましたが、こうして改めてみると、この音聞くの何十年ぶりだろう。本当、懐かしくなりました。ただ、昔と違うのは、売っている兄ちゃんの足の速いこと。こちらが外に出たときには、もうすでにかなり向うに行ってしまっていました。
 あれじゃぁ、買えないよ、お兄ちゃん。あっ、もしかして、宣伝だけで、道先では売らないのかな?