池袋北口そばの吉野家が、連日牛丼祭りをやっています。確か、五日ぐらいまでかな。お昼時には行列ができ、整理する人まで出ています。その行列を見て、また並ぶ人がでてくるんだろうね。
 確かに吉野家の牛丼は、学生時代からお世話になっているし、食べ親しんだ味ではあるけれど、並んでまではどうかなぁ。でも、皆並んででも食べるんだよね。それを見てて思ったのは、日本マクドナルドの創設者、藤田田氏の著作の中に書いてあったことです。人間は子供時代によく食べたものの味を無意識に覚えているので、子供の客を増やすと、自然にリピーター・固定客が増えていく、というマクドナルドの戦略の話です。
 別に吉野屋は、そんな大上段に構えているわけではないでしょうが、長く続いていますので、やはりそういう客が増えているのでしょう。それが、牛丼復活祭の行列の要因だと思います。お袋の味ではありませんが、普段食べるものは舌に馴染んだ味が一番、ということですね。
 ということは、うちの写真に馴染んだ子供たちは、自然にうちの店に帰って、来るわけ無いか・・・・・。